女性の社会進出

福沢諭吉が「学問のすすめ」で論じているように、社会は決して平等ではありません。
しかし、その平等でない社会でも一時は日本人が皆中流と呼ばれ、平等に近づいた時代がありました。しかし、皮肉にも日本が太平洋戦争に負け、アメリカによって当時の財閥が解体されてしまいました。そして今、世界が資本主義と流れていく傾向で、日本は再び所得格差が広がり、かつての士農工商に代表される階級時代へと直進しています。

現在男女平等が叫ばれ、女性の社会進出が活発になっている反面、労働者による格差の広がりは悪化しています。
女性が働いて家計の手助けをすることにより、子どもの将来の学費に備えるなどの余裕ができれば良いのですが、アベノミクスによる働く女性への支援では、女性の労働力が生活のゆとりに繋がるのではなく、単に女性を結婚させず、自立支援へと導いているだけです。
これは短期的にこれから迎える高齢化社会への労働力の不足を補う為には効果的ですが、長い意味でみると今の少子化の流れを更に加速させ、その後やがて日本経済に大きなダメージを与えることが予想されます。
しかし製造やエンジニアなどの知識の分野も、今は昭和の時代から比べると、遥かに合理化が進み、少ない人数でも多くの製品を製造でき、エンジニアも少人数で多くの成果をあげることが可能になりました。
そしてそれが皮肉にも、求人雇用数の減少から今の労働者の価値を下げ、所得格差につながっております。
この労働力の所得格差が改善されなければ、これからの幸せで秩序ある社会は築けません。

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